(株)ラグーンでは水槽の施工、レイアウト、メンテナンスまでトータルプロデュース致します。 また、水槽という限られた空間に緑や水辺を再現することで、安らぎのある空間づくりを目指しております。
現在USAのサイトで各メーカーが次々と発表しているCone(円錐形)スキマーに注目しました。
その中でもVertexから発売しているAlpha 200 cone skimmerをチョイスしました。
(Vertexの cone skimmerは現在4機種あり、Alpha 200 は下から2番目の機種です)
このスキマーにはRed Dragonポンプが付属しており、スキマーの製造もBubble KingのメーカーRoyal Exclusivが行っています。
<Alpha 200 cone skimmerの仕様>
サイズ(設置に最低限必要な底面積)
      450×340mm/460×280※ポンプ位置を変えた場合
高さ    580mm
付属ポンプ Red Dragon1500(Mini Red Dragon)
消費電力  28W、流量1400〜2000L/h
この様に細かく分解する事が出来ます。
分解し組み替える事で
ポンプ位置を変更出来ます。
ポンプの消費電力28Wには驚きです。Red Dragonポンプは以前からパワフルでありながら運転音の静かさや発熱の低さが話題になっているポンプです。
インペラーの構造ですが、スピンドルとインペラーが一体型になっています。これによりスピンドルの接触面積が少なくなり摩擦抵抗が減ります。
また、通常両端にあるスピンドルの受け位置が、片方は剣山型インペラーの根元です。これにより、吸水に抵抗がかかりにくくなっています。
そして吸水(19mm)排水(26mm)共に口径が大きく消費電力は低くても流量は1400〜2000L/hです。(110V/60Hzの場合)
<プロテインスキマーの試運転>
このプロテインスキマーはかなり調整が難しいです。
画像のようなドライフォームが上がって来るまでには、だいぶ時間がかかりました。
スキマー内の水位は、周辺の水位にもの凄く影響を受ける為、サンプ内の水位は仕切り板などで常に一定にし、場合によっては水位を調節出来る可動式の構造にするのがベストです。
<試運転の感想>
●きめ細かい泡が多量に発生します。
●消費電力が少なく運転音が非常に静かです。
●底上げせずに設置出来るため、キャビネット内の高さを
 それほど必要としません。
●スキマー、ポンプ共に良く出来ていて、見た目の美しさも
 トップクラスです。
<オーバースキミング防止>
プロテインスキマーのオーバースキミング防止にマメスイッチ(MAME・DESIGN)を利用してみました。
外部式のプロテインスキマーや水をこぼせない環境の場合とても便利です。
センサー部分は非常にコンパクトでAlpha 200 cone skimmerにぴったり収まりました。
センサーコードのコネクターも約8mmとコンパクトで、スキマー汚水カップ蓋穴をギリギリ通せます。
(画像ではメンテナンス性と転倒防止を考え通していません)
センサー位置も工夫次第で高い位置に取り付けられます。
オーバースキミングしてセンサーが反応するとプロテインスキマーが停止します。
 酸欠を防止するため、フィッシュレスキューポンプと組み合わせるなどの対策を必ず行って下さい。
センサーの加工や取り付けは、お客様の自己責任でお願い致します。
KHとCaの数値を安定させるのに欠かせない機材だと考えております。
特に頻繁に水換えを行う場合には、効率良くCaメディアを溶かし短期間でKHとCaの数値を上げる必要があります。
それは、RO水で作った人工海水の(12〜24時間経過しイオンバランスが整った人工海水)KHが低く、水換えを行う事でKHを下げてしまう事があるからです。KHの適正数値につきましては、自然界のKH7を基準にするのが良いと思いますが、私の経験からKHは、低いよりは高い方が生体の調子を崩す事が少ない様に思います。
今回、カルシウムリアクターの設置スペースが非常に限られていたため、設置スペースにピッタリと収まる物を製作してもらいました。
※カルシウムリアクターの製作はSNMさんです。
<カルシウムリアクターの仕様>
サイズ   260×130×280H mm
Caメディア容量 1L(使用メディアARM)
ポンプ   マキシジェットMJ1000

※ご相談ご質問はフォームにてお願いします。

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